朝のお祈り

ある人が苦しんでいるということを聞き、おそらくそのことが気になって、夜に息がつまる夢を見た。
夢の中の私は、すごく窮屈な空間の中で、剣のようなものを振り回していた。半分目醒めていたような状態で、その空間の外にも世界は広がっているのだ、と冷静な私は思っているのだけれど、夢の中の私は必死だった。辛くて、先がない。そう思って剣を振り回していた。
朝、目の覚めた私はほっとしながらも、今までに自分にもあった追い詰められた状態というのが、その夢に象徴されているような気がして、ただの夢の中のこと、とは思えなかった。そのことだけにとらわれて、視界が狭められる。一旦外に出てしまえばなんてことないように感じられるかつての悩みも、渦中にいる時には、それ世界の全てに思えるようなことがある。

私は毎朝、お祈りをしている。朝起きて、ちょっとぼーっとしてから、周波数が人の意識に与える影響に興味があって手に入れた528ヘルツの音叉を鳴らす。(この528ヘルツは人を元気にする周波数としてよく知られている。)10回くらい鳴らして聞いたら、手を合わせて祈る。

世界が平和でありますように
日本が平和でありますように
私たちの生が全うされますように
私たちの業想念が消えていきますように
守護霊様 ありがとうございます
守護霊様 ありがとうございます

祈りの言葉は、森美智代さんの著書から、西式甲田療法の甲田先生のお祈りの言葉をお借りして、唱えて自分が心地いいようにアレンジした。他にも試して見たけど、この言葉が一番気持ちが明るくなった。
朝のお祈りは、何よりも世界が広いこと(目に見えない世界も含んで)を感じられるからいい。何かにとらわれそうになった時、そこからポンっと飛び出す力をつけてくれる気がするのです。