占いが好きです。目に見えない世界はあると思っているし、星の動きやタロットの図像を見ながら、自分のことや、未来のこと、過去のことに思いを巡らせるのは、色々あっても前向きにやっていこう!と励ましにもなっていました。ハマる方だから、タロット研究をしている映画監督ホドロフスキーの分厚いタロット本を読んだり、占星術史の鏡リュウジさんの本や、石井ゆかりさんの本で占星座や惑星の意味を学んだりもしました。世界を見るための古い知恵に、とても魅力を感じました。そうやって占いを調べる中で知ったのが、占星術の大御所マドモアゼル愛先生の「月星座」に関する提言です。
人にはそれぞれ、生まれた時のホロスコープ(占星術の天体上で、星座や惑星の配置を示した地図みたいなもの)があります。生まれた時に月はどこに位置していたのか、というの見れは、その人の月星座が分かります。下のサイトで、生年月日、時間を入れると調べることができます。
ホロスコープが調べられるサイト:http://www.horoscope-tarot.net/
雑誌とかにある〇〇座の運勢とか、一般的に自分の星座だと認識されているのは、太陽星座のことで、それとは別に月星座というものがそれぞれにあるのです。
それまで占星術では、月星座はその人の隠れた才能を表すとか言われていたのですが、愛先生はそれを否定して「月星座は欠損」だと。
例えば、太陽乙女座は分析や片付け、段取りが得意だとされているけれど、月が乙女座の場合はそれが欠損しているから、片付けできない、物を維持することができない、ということになります。
(詳しくは、マドモアゼル愛先生のブログに詳しく書いてあるし、YouTubeで動画も見られます。ブログは、「月星座 〇〇座 マドモアゼル愛」って調べたら、その星座の記事が出てきます。)
月は不安や自己嫌悪、劣等感の原因になっていて、本来の自分を知ることを阻む存在で、そこから自由になることで、その闇から抜け出すことができるというのです。
私は月が水瓶座です。水瓶座は天才の星だけど、それが欠損しているということだから、月水瓶座の人はすごく平凡なのです。才能や知性がある自分でありたいと思ってたからショック!だったけど、超平凡な自分だと思うと、今まで「もっと工夫が必要なのでは?」と思って躊躇していたことも、すんなりスタートをきれています。このブログだって、普通のこと書いていいんだと思ったから書けてる。めっちゃハードルが下がった気がします。
ただ私の場合ややこしいのは、私は太陽も水瓶座で、本来の自分を表すと言われる太陽星座が、私を惑わせてくる月星座と一緒なのです。月星座と太陽星座が同じ人は、太陽を獲得するのが難しいらしく、愛先生も動画でやや言いづらそうに話している…。どないしよう…!けど、そういう人は太陽が出てきたら月は全くなくなるらしいから、気を取り直して色々と実験しながら、太陽で生きて行こうと思います。やればエネルギーが湧いてきて元気になっていくのが太陽を使っている状態のようで、こう考えると見分けやすい気がします。
自分にとって快か不快は、置き去りにしてしまうことがあります。元気でてる?エネルギー沸いてる?って、こまめにチェックするのがいいかもしれない。